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大切! 細菌のコントロール

歯の病気のほとんどは細菌によるものです。虫歯はミュータンス菌、歯周病は歯周病を引き起こす様々な細菌が原因です。

細菌をうまくコントロールすることによって病気になりにくくすることが大切です。

 

一番効果的な方法は、ブラッシングです。殺菌効果のある歯磨き粉を併用して、汚れと一緒に細菌を落とすことが大切です。

 

細菌を殺すには薬を使う方法もありますが、歯周病菌はその体の中からぬめりのある物質を出して体中にまとっているため、薬が届きにくいのです。

したがって一番良いのは、そのぬめりごと落としてしまうことです。

細菌は歯周ポケットの中にバイオフィルムというぬめりを作って増殖していきます。

歯石と一緒にこのぬめりを取り除いてあげることが重要です。

残念ながら、歯ブラシや薬ではこのぬめりは落とせませんので、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要です。

排水溝にできるぬめりと同じと考えてください。毎日掃除をしているのに、必ずぬめりはついてきますよね?

定期的に特別なお掃除が必要になると思いますが、それと同じです。

歯や歯茎にも細菌が作り出すぬめりがついてきます。排水溝のぬめりを想像すると怖くなりますね。

定期的にぬめりを落として、細菌を殺し、普段は歯ブラシと殺菌効果のある洗口剤を使ってもらうと、細菌の増殖を防げると思います。

 

歯石や自分では気づかないぬめりは専用の器具でしか取れませんし、生活しているとどうしても歯石はついてしまいますので、

数カ月に一回は歯石を取りに歯科医院にいらしていただくのが一番の方法です。

定期的なクリーニングを受けて、お口の中を清潔に保ちましょう!

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