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こわーい関係、歯周病と心筋梗塞

今回は実はこわーい関係、歯周病と心筋梗塞についてお話します。

歯周病は心筋梗塞と関わりが深い疾患の一つです。

歯周病とは、歯と歯茎の間にある歯周ポケットの中に細菌が増殖して炎症を引き起こす疾患です。

心筋梗塞とは、血管が詰まり心臓に十分な血液が行き渡らなくなる疾患のことをいいます。

 

この二つの疾患がどうして関係があるのか?

それは…

お口の中に歯周病菌が停滞すると、腫れ上がった歯肉から血管内に入り込みます。侵入した歯周病菌の一部は心臓近くの血管にまで侵入します。心臓近くまできた歯周病菌は、血を固める働きをする血小板に悪さをして、血管が詰まる原因となる血栓をたくさん作ります。その結果、血管が詰まり心筋梗塞になってしまうのです。

実際、近年心筋梗塞を起こした患者様の血管から、口の中にしかないはずの歯周病菌がたくさん発見されたそうです。

心筋梗塞の原因がすべて歯周病菌ではありませんが、少しでも心筋梗塞へのリスクをさけるためにも、歯周病にならないことが大事です。

 

では、どうしたら歯周病にならずにすむのか、それは歯周病菌を除去することです。歯科クリニックでの定期健診やクリーニング(プロケア)を受けることです。

ご自身でのセルフケアも大事ですが、歯周ポケットにたまった細菌、歯垢や歯石はセルフケアでは除去できません。ですので3ヵ月に1回を目安に歯科クリニックで歯のクリーニング(プロケア)を受けることをおすすめします。それが歯周病の予防になり、心筋梗塞へのリスクの軽減へとつながります。

 

ぜひこの機会に、一度定期健診、クリーニングにお越しください。

ほほ笑み歯科クリニック

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