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歯だけでなく、歯茎のチェックの必要性

新年あけましておめでとうございます。

本年もスタッフ一同、皆様のお口の健康を守れるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、歯茎のチェックの必要性についてお話します。

歯科衛生士が行うのは歯石の除去だけではありません。

歯茎に異常がないか、チェックすることも、大事な仕事の一つです。

 

歯と歯茎の境目にできる溝のことを歯周ポケットといいます。

歯茎の検査は、この歯周ポケットの中に、プローブという目盛り付きの器具を入れて、歯周ポケットの深さを測ります。

通常、この歯周ポケットの深さは3ミリまでなら問題がないとされています。

もし、4ミリ以上あるようなら問題があると考えられます。

歯周病によって歯茎が腫れている、または歯を支える歯槽骨が歯周病で減少している可能性があります。

 

歯周ポケットが深い場合は、レントゲン写真を撮り、その場所の歯槽骨の状態を確認し、ケアを行うということになります。

 

歯茎の腫れによって、歯周ポケットが深くなっている場合には、まず歯のクリーニングを行い、歯垢や歯石を除去します。

その結果、歯茎の腫れがおさまり、歯周ポケットが3ミリ以下になる場合が多くあります。

 

問題なのは、歯周病によって歯槽骨が減少している場合です。

なくなってしまった歯槽骨を元にもどすのは困難な場合が多いです。大切なのはこれ以上、歯槽骨が減少しないように管理していくことです。

そのためには定期的な歯茎のチェックとクリーニングが必要です。

ぜひ歯だけでなく、歯茎のチェックも受けましょう!

 

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