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「歯の質」について(虫歯シリーズ③)

「虫歯シリーズ」の最終回は「歯の質」についてです。

 

人間一人一人体質が違うように、歯を構成しているエナメル質や象牙質も個人差があり虫歯になりにくい人なりやすい人がいるのは事実です。

では自分がどちらの人間なのか。これは歯医者で診てもらえばわかります。残念ながら歯の質を根本から変えることはできませんが、それがわかるだけ心構えが違ってくるのではないでしょうか。もちろん虫歯になりにくいと言われても油断しないようにしましょう。

フッ素は歯の再石灰化促進、歯面の強化、細菌が生成する酸の抑制など虫歯予防に効果があります。歯医者で定期的に歯にフッ素を塗布してもらう、フッ素入りの歯磨き粉を日常的に使用するといったことだけでも虫歯リスクの低減に繋がります。

 

さて3回に渡って虫歯の原因と予防についてお伝えしてきましたが、簡単にまとめると虫歯予防の要諦は次のとおりです。

〇食べたらすぐ歯磨きをする。歯垢を除去する。

〇粘着質で糖質の多い食べ物はなるべく控える。だらだら食べない。

〇フッ素で歯質の虫歯対抗性を高める

 

食後早めにフッ素入りの歯磨き粉でブラッシングするだけでも効果的な予防になります。まずは出来そうなことから始めてみましょう。

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