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食べたらすぐに歯磨きすべき理由(虫歯シリーズ➀)

今回から「虫歯シリーズ」と題して3回に渡って虫歯の原因と予防について書きたいと思います。

厚生労働省の調査によると永久歯においては虫歯になったことがない人はほとんどいないようです。年齢がいくとどうしても歯茎が下がって柔らかい象牙質むき出しになってくるため40歳を過ぎたあたりから急激に虫歯のリスクは高まります。平均寿命が延びる一方で健康寿命との乖離は広がっています。しっかり食べてできるだけ健康に過ごせるように歯のケアをしていくことは大切なことです。

 

さて、子供の頃親からよく「食べたらすぐに歯磨きしないさい」って言われた人は多いのではないでしょうか。1回目の今回はその理由についてです。

虫歯ができる原因には「細菌(ミュータンス菌等)」が大きく関係しています。

細菌は歯の表面に付着した食べカス(糖質)から酸を作り出し、歯の成分であるカルシウムやリンなどミネラル成分を溶かして歯をもろくします。

そのため細菌のエサとなる歯に付着した食べカス(糖質)を歯ブラシや歯間ブラシを使ってなるべく早く取り除く。つまり食後は早めの歯磨きを心掛けることは虫歯のリスクを低減する重要な要素です。

細菌は完全に除去することはできませんが、減らすことはできます。

日々の歯磨きに加えて歯医者でのクリーニングで細菌の巣になっている歯垢を除去することも有効な虫歯対策の1つです。

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